最近、読んだ本で本気でお勧めしたい本をがあったので紹介したいと思います。
まず一番お勧めしたい一冊はこれです。
小野 美由紀さん著者の「傷口から人生。メンヘラが就活して失敗したら生きるのが面白くなった」という本です。 タイトルからもわかる通り「ピンチはチャンス」ってことを改めて教えてくれる本です。 ピンチほどチャンスなときってないな。って毎回思うんです。わたしは、ひきこもりから抜け出したいって思って読んだのですが、本気で抜け出そうって思えるようになったし、こんな思いをしているのは、自分だけじゃないんだ。と知れたので、自分を変えたいとき、ひきこもりから抜け出したいときに読むべき本です。 私だけじゃないんだ。引きこもりは恥ずかしいことじゃない。大切な期間だと改めて思えました。 わたし事ですが、わたしが今、ひきこもらずに、手が荒れて、瞼が張れたまま、毎日上司に怯えながら、働ていたらきっとアトピー、手荒れが治ることはなかったですし、今よりひどい状態になって大変なことになっていたでしょう。 皮膚も精神も。結局会社を辞めてひきこもることになっていました。 ひきこもったことができたからこそアトピーや手荒れが治ってきましたし、ひきこもったから、狭い世界じゃなく広い世界を知ることができました。 日本から逃げるように飛びだし外国で今を自由に生きてる人たちを見て、私も自由に働きたいって強い 憧れを抱きました。 人の目は気にせずに、お金がなくなったらそのとき考えればいい。なんとかなる!というような精神というか、生き方にすごく憧れているんです。 自由ってほんとに素敵です。 今の日本人の働き方って、なにかに縛られながら働いてると思うんです。少なくともわたしは、そういう風に働いていたからです。 この本を読んだら勇気や希望が持てますよ。お金を払う価値大いにありました。生きよう。頑張ろうって思えたし、抜け出そうって本気で思えました。 この本は、アトピーとは関係ないんですが、ひきこもりの人は全員共感できると思いますし。 ひきこもりになった原因は十人十色ですが、うまく説明できませんが、根本的な原因は同じだと思うからです。 この本を読びっくりしたのは、一ページごとに涙がでてきたぐら涙がでたことです。 この本を読んでいて心に刺さった言葉を少しだけ紹介します。 作者の父が作者に向けて告げた言葉です。 「将来、やりたいことが分からないけど、今決めなきゃいけないのがおっくうだ」と強がって見せたら、 父は、「今決めなきゃならないなんて誰が決めたんだ。人間、30くらいまでフラフラしていいんだぞ。30どころか、人間死ぬまでモラトリアムだ」と言った。 作者のお父さんは、38歳までアカデミックフリーターだったたそうです。 今に焦りながら生きている人にとってこういう言葉はとても落ち着くんです。焦ることは、悪いことじゃないけどたまに休むことも大切だと思います。 まあ、わたしはゆっくりしすぎなのかもしれませんが。 わたしは、わたしのペースで生きようと思います。 あと大切にしたいと思った言葉を紹介します。 「毎日を、月曜日だ、火曜日だ、と思ってする仕事はいけないよ。毎日を、土曜日、日曜日、祝日だと思ってする仕事に つきなさい。私は41年間、1日も仕事をしたと思ったことはないよ」 「なぜ道を歩くの?」という質問に対し作者が 「大学を卒業した後、どんな仕事に就きたいか、考えるため」と答えたところ、ルカス(巡礼者、71歳)の口から飛び出された言葉です。 容器でおせっかいなスペイン人たちからは、たいてい「こんな仕事がいい」「俺の仕事は最高だ」「スペインでだけは働くなよ」という言葉が繰り広げられるのに対しルカスの言葉だけは、これまでに聞いたどんなものとも違っていたそうです。 わたしもこんな言葉をまだ耳にしたことはありません。 毎日を休日だと思える仕事に就いているひとはそれだけいるのでしょうか。そう思える仕事にいつ出会えるんでしょうか。出会いたいです。出会えないなら自分で作りたいです。それが難しんですけどね。 あとこの本を読むとリストカットをする人の真実がわかります。リストカットをするひとの性格や心境。 わたしは、リストカットをする人よりも心が●●だったということにびっくりしました。 リストカットができない側の人間として、この真実を知ったとき、ほんとに意外だったし、何もわかっていなかったなと思いました。今までは、リストカットなんかしないほうがいいのにって思ってました。わざわざ自分を傷つけて生きる意味が分からなかったんです。 リストカットをした跡をわざわざ見せてくる人もいたりして、心配してほしいのかな。って気持ち悪いというかいじくらしい気持ちで見ていましたから。 けどこの本を読んでリストカットする人の性格や理由を知って、リストカットについて自分で調べておくべきだったなっと本気で思いました。調べればすべてをわかるわけではないけれど。「やめたほうがいいよ」って心配して声掛けをする前に、自分でたくさん調べるべきだったと思いました。わたしは何も知らないくせにリストカットをやめさせようとしていたので。そういうのは、何の意味もないし、 リストカットは暗闇の怖いイメージだったので検索することが怖かったんです。 最後にもう一つ。心に刺さった言葉を紹介します。 ものさしは、自分の背後だけ。 自分の幸せを他人に押し付けるな!他人の幸せのものさしに押し付けられるもんか!っていうことがこの1行に込められていました。私の勘違いだったらごめんなさい。 そしてわたしは、この言葉を座右の銘にしたいくらい。いや、座右の銘にはしないけど それぐらい気に入っています。幸せの生き方は、私も人それぞれ違うと思いますから。結婚したほうが幸せだ。独身だから幸せじゃないって決めつけないでほしいです。 周りの幸せに惑わされないで生きていきたいです。ものさしは、自分の背後だけですから。 p.s サイレントマジョリティー知っていますか? 欅坂46が歌う曲の名前です。サイレントマジョリティーの意味は「物言わぬ多数派」または、「静かな多数派」という意味です。 その曲の歌詞がすごく好きです。 「君は君らしく生きていく自由があるんだ 大人たちに支配されるな 初めからそうあきらめてしまったら僕らは何のために生まれたのか。 夢を見ることは時には孤独にもなるよ。 誰もいない道を進むんだ この世界は群れていても始まらない yesでいいのか サイレントマジョリティー」 誰もいない道を進むんだっていう歌詞が一番好きです。 誰もいない道は、とても不安でなかなか進めないけどこの歌詞を聞くと進みたくなります。 あと、「見栄やプライドの鎖に繋がれたような つまらない大人は置いて行け」っていう部分もすごく好きです。 この曲を真剣に歌うアイドルを見て、「お前らが支配されちゃってんじゃん」と思う人もいますが、まあ支配されているのは事実なんだけど、楽しいこともその分多いと思いますよ。少なくともそう思っちゃうあなたよりは。 支配っていうけれど、夢の手伝いをしてくれてるんだからお互い様じゃないですか。 お互いに夢を手伝ってるんですよ。 そしてお互いに成長してより一層磨かれていくんですよ 助け合いですよ。 |